PROJECT 01
最年少の現場代理人は、
周囲と良い関係を築きながら成長する
建設プロジェクトの舞台裏で、設備工事の施工管理者は重要な役割を果たしています。一水工業のプロフェッショナル3名が、自身の携わった現場や仕事への想い、そして会社の魅力などを語ります。
PROJECT 01K浄化センター管理本館の空調設備工事
- 所在地
- 山梨県南巨摩郡富士川町
- 構造
- RC造 地下1階、地上3階建て
- 工期
- 2024年3月〜2025年3月(2024年7月現在、工事中)
入社4年目、初めての現場代理人
K浄化センターは、山梨県の韮崎市、南アルプス市、甲斐市、中央市、市川三郷町、富士川町、昭和町など県内7市町の汚水を一括処理する終末処理場。その管理事務所(管理本館)のエアコン取り替え工事を一水工業は担っている。
背景や工事の特徴は?
- 山梨県の公共工事
- 50台弱あるエアコンの取り替え工事
- もう1社と連携して工事を行う「JV(ジョイントベンチャー・共同企業体)」の案件
現在工事が進行中のこの現場で施工管理を担当しているのは渡辺航大。26歳の若手ながら、現場代理人も務める。
W ・社長から現場代理人を指示されたとき、『自分には荷が重いです』と答えたんです。そうしたら『大丈夫だから。サポートするから』と言われて。それで助けてもらいながら、なんとかやっています。
入社4年目。これまでは先輩社員と一緒に現場に入ることが多く、今回のような規模の工事を一人で、しかも現場代理人(工事現場の責任者)という立場で行うのは初めてだと話す。
工事の内容を聞いた。
W ・K浄化センターは山梨県が管理・運営する施設です。その管理事務所となる建物があるのですが、50台弱設置されているエアコンが古いということで交換することになりました。それを一水工業ともう1社、別の設備会社が共同で請け負うこととなり、協力しながら工事を行っています。
僕の仕事内容としては、工事の工程表や施工図を作ったり、お客様と連絡調整をしたり。また、この現場にはエアコンを動かすために必要となる冷媒配管の業者さんとか、エアコンの撤去や取り付けをする重量鳶(とび)の業者さん、天井の解体や足場を組む業者さん、内装会社さんなど、たくさんの業者さんが入るので、その調整も行います。今、ちょうど工事が始まったところなので、今後は工事が滞りなく進むよう工程を管理していくことになります。
工事をする職人さんも、現場監督も“人”だから
今回の工事で現場代理人を務めるにあたって、工夫しているポイントや気をつけている点などを聞いた。
W ・この現場に限ったことではありませんが、工事をする職人さんも現場監督も“人”なので、日頃からコミュニケーションには気を配るようにしています。自分が接する相手は基本的に年上の人ばかりで、僕自身がまだ経験が浅く知らないことも多いので、いろいろなことを教えてもらいながら進める必要があるんです。そのためには良い人間関係を作ることが大切で、それが工事を円滑に進めることにつながっていくと思っています。
これまでさまざまな工事に携わったが、同じ現場は一つもなく、それぞれの現場によってやることも異なる。そのため、基本的な知識はある程度理解した上で、現場ごとのやり方を新たに覚えていく必要があるのだと渡辺は続ける。
W ・わからないことがあったらまずは自分で考えて、それでもわからないときは、わかる人に聞くしかない。わからないままにしないというのが一番大事です。それで、誰かに聞くとなったときにはやはり人間関係が影響してくるので、そこをしっかりやっていきたいと思っています。
一水工業は、頑張ったことをちゃんと評価、反映してくれる会社
渡辺に今後の目標と、一水工業の魅力について聞いた。
W ・一水工業は、頑張ったことをちゃんと評価、反映してくれる会社です。そういう意味でも、もっと成長して、大きな現場を任せてもらえるように頑張っていきたいです。
あと、会社はとてもアットホームな環境です。社長や副社長など経営陣とコミュニケーションを取る場もたくさんありますし、若い人同士で飲み行ったり、 ゴルフに行ったりする機会も多いので、そういうのが嫌いじゃなければ楽しんでもらえると思います。逆に苦手という人でも、そこはちゃんと尊重される社風なので安心してください。
僕は大学で医療系の勉強をしていて、建設や設備の知識は全くありませんでした。ご縁があって一水工業に入社しましたが、専門知識がなかった僕でもちゃんとやっていけているのできっと皆さんも大丈夫です。安心して入ってもらえたらと思います。